ジムニー(JA11)で車中泊、を考えてみた
いま、娘と一緒にジムニー(JA11)のプラモデルをつくっています。
小さな頃からプラモデルを完成させたことがないのですが、今回は完成させられるか? はてさて。
それはさておき。
友人のランクルやジムニーのラゲージスペースには、DIYでつくった荷台(棚)があり、それ自体は以前から知っていて、でも自分のジムニーにはまあ不要かなと思ってました。
荷台があると容積は変わらないものの床面積が段の数ぶん増えるので、上手に作って上手に使えば積載性が飛躍的に向上するわけですが、ジムニーで出かけるキャンプはたくさんの荷物を積むことがないので、必要性を感じなかったんですよね。
しかし最近、車中泊できるような荷台であればつくってもいいんじゃないかと思えてきまして。
ランクル(前出のランクルとは違います)で車中泊を楽しんでいるキャンプ仲間がいまして、彼から車中泊キャンプのメリットを聞いてると、選択肢として持っていてもいいのかなと思えるようになってきたんですよね。
先日の雪中キャンプでは、その友人が就寝直前にエア式のスリーピングマットがパンクしていることに気づき、急きょランクルでの車中泊に切り替えたという事件?がありまして、これ、もしも自分だったらと考えると少しゾッとしたんですよね(もちろんエンジンをかけてヒーター付けてコットにくるまって眠ることはできますが……)。
荷台と寝床を考えてみる
僕が乗っているジムニー(JA11)のサイズはこんな感じ(文字が擦れて数字が見づらいですが…とにかく小さいです)。
友人はランクルのラゲージ+後部座席にコットを渡して寝ているようですが、当然そんな広さはジムニーにはありません。キャビンの前方から後方、フルに使って寝床をつくる必要があります。
それでも身長168cmの僕でギリ。大柄な人だと無理ですね。
ジムニー(JA11)での車中泊に必要な寝床は、ラゲージスペースに設置する荷台(もしくは寝床の脚に特化した構造物)と倒した助手席、これをベースとして検討を進める必要があります。
というわけで、まず、寝床のベースの一つになるラゲージスペースの荷台の広さですが、ラゲージスペースの半分 or 全面のいずれかで検討中です。
前者は車内で時間を過ごす時に荷台をテーブルとして使うことができる、後者は収納力が最大化できるといったメリットがあると想定。
が、狭いジムニーの室内に座って過ごすと腰が痛くなるでしょうから、きっと長居はできずすぐに運転席に移動しそう……そのために全面荷台にしての積載性を犠牲にするのはいかがなものかなあと思ったり、半分にして段差を持たせた方が、たとえば買った灯油やマシューを入れたクレートを載せる時なんかは安定して安心なんじゃないかと思ったり……。まだ決めきれてなく、検討中です。
次に荷台の高さについてですが、それを決定するための2つの要素があります。もう一度、このイラストをご覧ください。
一つは倒した助手席の高さ(写真内青線)。もう一つはタイヤハウスの高さ(写真内赤線)です。
荷台が倒した助手席の高さに直接的に影響を受けることはないのですが、荷台も助手席も寝床のベースになることを考えると、荷台の高さを決定する際に助手席の高さも考慮に入れておく必要があります。
直接的に影響してくるのがタイヤハウス。JA11のラゲージスペースには大きなタイヤハウスが飛び出しているのです。
現行のジムニー(JB64/74)はシートを倒すとフルフラットになる設計みたいですね。イイなー
確認したところ、倒した助手席よりもタイヤハウスの方が若干高さがありましたので、こちらに合わせて荷台の高さを決めることになりますね。
最後に寝床部分ですが、荷台と違って常設にできないので、
- 折りたたみ式にして使わない時はラゲージ側に収納できるようにする
- 1枚板にして、車中泊する時だけ車内に持ち込んで設置し、使わない時は取り外しておく
の2つで考えてきましたが、現実的に考えると2ですかねぇ。
イラスト内、薄い茶色が寝床となる板で、長さ170センチ、幅60センチくらいになりそう。僕が横になるぶんには何ら問題のない大きさですね。
概要部分は以上のような感じ。
さあ、つくりますか!
といきたいところですが、窓の外はめちゃ吹雪いていて、我が家はシャッター付きのビルトインガレージとはいえ作業する気が全く起きないので、もう少し暖かくなったら本格的に作業を進めてみたいと思っています笑。
3月初旬にグルソロキャンプをすることになったので、間に合えばさっそく車中泊キャンプ、やってみたいですけどね〜。
・・・
先日、現行のジムニーシエラ(JB74)を発注したので、このJA11から降りることが決定しました。とはいえ、納車までに2年以上かかるということなので、まだまだ時間はあるわけですが。
残りの期間、しっかりJA11と一緒に遊んで思い出をつくるため、今年は車中泊を取り入れたキャンプを楽しんでいけたらと思っているところです。