他人の土地で妄想してみた
先日、仕事で出かけた先で、素敵な土地(と家)を発見しました。その家には誰も住んでおらず(*)、すごく古くなって傷んでいましたが、土地の雰囲気や周囲の環境が最高でした。
別の角度から。
大きな木が、道路側から家を包み込むようにして立っています。道路の交通量は多くないですが、視線や騒音を遮ってくれそうな感じ。少し雑然としていると言うか、鬱蒼とした感じがするものの、手入れをしてやれば綺麗になりそう。
古い家は取り壊して、同じようなこじんまりとした小さな平屋の家を建て、周囲をシンプルな手作りの柵で囲って、ツリーハウスを建てて、その下には大きなウッドデッキテラスをつくって、庭には芝を張って、小さな花壇と畑もつくって、山が近いから狩猟免許取ってイノシシ獲って、山菜やキノコ採って、海も近いから時々海水浴行ってと、、、勝手に妄想を膨らませていました。
この土地、鳥取市内から車で30分ほどの農村部にあります。このような空き家で、管理に手間とお金がかかっているような物件は、鳥取県内にたくさんあるんでしょうね。
昔から受け継がれて大切にされてきたけれども、過疎によって使い手がいなくなり、にも関わらず、利活用するとか、売ったり貸したりするというところになかなか結びつかないという状況は、本当に勿体無いないなーと、いつも思います。
そもそも持ち主に、売ったり貸したりする気がないというのもあると思いますが、放置され、荒れて朽ちていくだけなら、価値を見出せる人に使ってもらえた方がいいですよね。
インターネットを使ってこれらを結びつける効率的なマーケットができるといいのですが、こうした物件の所有者は高齢の方が多くインターネットをあまり利用されていないのと、縁故が圧倒的なパワーを持つ地域、文化なので、なかなか難しいのが現実だと思います。
キャンプハウスどうのこうのではなく、インターネットに関連する仕事で飯を食っている立場として、何かしらできないかなぁと考えてしまいますね。これも、勝手な妄想に過ぎないのかもですが。
大家さんと同僚が繋がっていて、今は物置として使っていて誰も住んでいないことが後になって分かりました。この土地と家について、話を聞いてみようかなぁ。。