食器を洗いながら考えた
僕はもともと家事が好きなのですが、子どもが生まれてからは、より家事に関わる時間が増えました。在宅で仕事をしていることもあって外で働くトム(妻)よりも時間をコントロールしやすいのと、繰り返しますが、もともと家事が好きなので「俺がやるよ!」と。
その中でも特に「食器洗い」が大好きで。
僕はずっと昔から、家具やインテリア、家電や寝具など、家にまつわるものが好きでしたが、極貧時代は家具や寝具など高額なものには手が出せなかったので、少しずつお金を貯めて、スプーンやフォーク、包丁など、あまり値の張らないものを買って欲求を満たしていました。お金が貯まるまでは、雑誌などであれこれ見ながら品定めするので、長時間、熟考してから買うことになります。
その後、食器や調理道具を買い足してきましたが、トムと一緒に暮らしはじめてからも、お皿1枚を買うにしても2人で話し合って吟味してから買っています。
つまり、台所周りにあるものは、僕の大好きなものばかりなのです。
手頃な価格のものばかりですが。
好きなものはずっと触れていたい
同じクルマ好きでも、「乗るのは好きだけど洗車は面倒」という人もいれば、「乗るのも好きだし、洗車もオイル交換も自分でやりたい」という人もいます。僕は完全に後者です。
若い頃にSR400という単車に乗っていましたが、乗っていない時間は、ずっと何かしらイジっていました。今乗っているジムニーも、オイルやフィルター、タイヤの交換は当然自分でやりますし、シートの破れも縫いました(笑)。
要するに、好きなものにはずっと触れていたいタチなんですね、僕は。
だから、食器洗いという家事は、僕にとっては「大好きな食器たちに触れていられる時間」、「大好きな食器たちを綺麗にしてやれる時間」なんです。だから、決して苦にならない。というより楽しい。
その他の家事でも考え方は同じで、好きなものが相手だから苦にならないわけです。
キャンプも後片付けが好き
キャンプの道具もそうです。
僕のキャンプは、独身時代に個人の趣味としてスタートしているので、道具選びにそれほど妥協がありません(妥協しなければいけない場合は、購入自体を見送っています)。だから、僕のキャンプ道具は、みな僕にとって愛すべきものです。
食器洗いと同じなのかも知れませんが、だから、キャンプの大きな楽しみの一つが、片付けなんですよね(晴れた日限定)。
ぽかぽか陽気のなか、テントやシュラフを天日干しし、道具一つひとつの状態を確認しながら、汚れを落としてやり、丁寧に収納していく作業は、僕にとってかなり幸せな時間です。
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キャンプを通じて気づいた自分の喜びポイントを、うまい具合に日常生活に当て嵌めることができれば(あるいはその逆)、毎日の暮らしの楽しさがアップするかも知れないなぁと、食器を洗いながら考えた、という話でした。
わかります〜。といっても食器洗いはどちらかといえば嫌いですがw
僕も自分の生まれ年と同じ製造年のKL250という古い旧車を譲り受けてからずっといじっている時期がありました。
他人から見ればどうでも良い品物でも自分にとってはこだわりの品々をひとつひとつ磨き上げる時間は、まさに至福の時間ですよね。
キャンプ撤収時はもちろん。家具家電に至るまで愛してやまないこだわりの品々に囲まれているだけで幸せ。変態ですかねw
ゴミ屋敷にする気持ちはわかりませんが、シンプルな生活を求める一方で、断捨離とは程遠い生活なのかもしれません。
CISCOさん、いつもコメントありがとうございます!
KL250、かっこいい! 僕もオフは乗ってみたかったんですけど、短足なので諦めてました(笑)。いやぁ、でもいいですね。僕ももう少しジジイになったらまた単車に乗りたいなぁって思ってますけど、旧車でしかもオフ車というのは最高ですね! いいなぁ。。
今回引っ越した際に結構な量の持ち物を処分したのですが、それでもまだ物置に残っていますし、ものの整理というのは難しいですよね。ただ、僕は結構捨てるのは得意な方なので、あまりものが増えるということはないんですけど、それでもやっぱり増えていきますからね、怖いです。
決して変態ではないと思いますよー。もしそれで変態に分類されるなら、世の中変態だらけだと思います(笑)。