雪中キャンプ荷物運搬用のトボガンそりを自作してみた
先日の雪中キャンプに関する記事を読んでくださった方から、荷物運搬用に検討しているソリについて、Instagram経由で大変素敵な情報が寄せられまして。
「雪中キャンプを頻繁にしている知合いがToboggan(トボガン)というソリを使っているので、それが何かの工夫の参考にでもならないか」と。
トボガンそり。
……耳慣れない言葉だったのですが、メッセージに添えられていた写真を見て、一気に「これは作ってみたい!」と心躍りました。写真の転載は控え、別のトボガンそりの写真を掲載してみます。
画像出典: Free3D
めちゃ良くないですか?
トボガンそりはWikipediaによると、次のようなものです。
トボガン(Toboggan、トボガンぞり)は、カナダのエスキモー民族であるインヌや、インディアン部族のクリー族が使う簡単な作りの橇(そり)で、雪上遊具としても用いられている。
出典: Wikipedia
なんか歴史や背景があって、当初考えていた工事現場で使うトロ舟を活用するよりもよっぽど良さげです(笑)。
凝らなければ自作できそうですし、つくり方によっては、解体して持ち運んで現地で組み立てる仕様にしたり、荷物の量に応じて長さを延長できる仕組みにできるかも。
が、雪中キャンプまであまり日にちがなく、最近仕事も忙しいのであまり制作時間がとれそうにありません。
そんなこんなで(かこさとし風)、ごくごく簡易なトボガンそりを自作してみました。
まずはスケッチ。
材料はホームセンターで売っている養生ボードと木材、ガイライン(紐)の3つ。
養生ボードの幅にあわせて木材をカットし、養生ボードと木材にドリルで穴を開けて、ガイラインで結び付けて組み立てます。
完成!
……
扉画像と件名を見てお読みくださっている方からすれば、ほとんど詐欺、釣りですよね(哀)。
正直、これをブログに載せるのはかなり逡巡しました。記事をボツらせることも真剣に検討しましたが(笑)、まあこれがまごう事なき僕のファーストトボガンそりということで(涙)。
そしてこの仕上がりから、そもそも荷物を載せてちゃんと雪上で引くことができるのかという根本的な疑問も当然のことながら生じてくるわけですが、このトボガンそり(と言ったら怒られそうですね)が雪中キャンプでワークするかは、また後日、ご報告させていただきます。
今年の経験をもとに、来年の雪中キャンプまでにもっとしっかりしたトボガンそり、つくるぞー!
*扉画像: Free3D