フリマアプリVINOVERを使ってみた(出品編)

10月のある日曜日、トム(妻)がフリーマーケット(フリマ)に初出店し、思った以上に売れた&楽しかったらしく、11月に行われた地元の行事の一環で開催されたフリマにも参加していました。これまたたくさん売れ、「またあったら出たいね〜」などと話しているのですが、もともとモノの少ない我が家、もう出店できるほど不用品が残っていません。

「フリマに出せるモノはないか」という視点で家のなかを見てみると、ふだんから目にしているモノでも、必要/不要、これからも使いたい/もう使わないかも、売れそう/売れなそう、など二項対立的に見えてくるのが面白いですね。




この視点で僕の数少ないキャンプ道具を見てみましたが、フリマに出せそうなものはかなり限定的でした。2度のフリマに出せたのは、サーカスをファミキャンのメインテントにしていた頃に使っていたマットぐらいです(300円×2で売りに出しましたが、猛者に50%値引きされてしまったようです)。

限定的と書きましたが、とはいえ売るモノがマット以外に全くなかったわけではありません。

一般的なフリマは、定価など元々の売価と比較して安いから売れるというよりも、100円や500円といった小銭で買えるから売れるという印象。そんな場所に、10万円で買った未使用のキャンプ道具を仮に1/3以下の3万円で置いていても、売れる確率は低いのではないかと考えました。

上の写真のフリマでもそうだったのですが、10店舗ほど出店がある中で、おそらく販売だけで言えば我が家がダントツでトップだったと思います。なぜなら安かったから。周囲はブランド品など良い品をそれなりの価格で販売していましたが、我が家の品は100〜300円がメイン。一番高いもので2500円でしたが、Canonの一眼レフカメラ(レンズ3つ付き!で開店前に売れました笑)。価格とモノのバランスをじっくり検討して買うというよりも、ちょっと試しに買ってみるかと思える価格であるかどうかがポイントだと感じたのです。

キャンプ道具を手放す

もし適正な価格で売れる場所があるなら、リリースしてもいいキャンプ道具は数点あります。

例えば、このTHE NORTH FACEのMountain 35。

the north face mountain35
テストキャンプに行ってきた

ファミキャンでもソロキャンでももうずっと使っていないので、誰か使ってくれる人の元へと旅立たせてやった方がいいのではないかと常々考えていました。

しかし、(僕のテキトーな保管によって加速度的に進んだ)経年劣化によって加水分解などが起こり、いちおう自分でリペアし問題なく使える状態ではあるものの、「ハイどうぞ」と簡単に売れる状態ではありません。

フリマで売るにせよ、ヤフオクやメルカリなどで売るにせよ、かなり詳細な情報の掲載とかなり抑えた価格で売る必要があり、ROI(投資利益率)としてはだいぶ低そうです。ゆえに却下。

もう一つ、最近めっきり使わなくなったテントとして、ルナーソロLEがあります。

six moon designs ルナーソロLE

軽量コンパクトで非常に使い勝手いいんですが、シングルウォールのため結露がハンパなし。ルナーソロLEを敬遠するようになった要因です。

今回、久しぶりに設営して状態を確認してみました。

six moon designs ルナーソロLEのダメージ1

six moon designs ルナーソロLEのダメージ2

six moon designs ルナーソロLEのダメージ3

購入初日に破損(涙)した前面のファスナー部、ポールを通すゴムの破れ、フロア部のシームテープの部分的剥離などなどまあまあのダメージ。が、売れないことはないだろう、という状態だったので、フリマアプリでリリースしてみることにしました。

(久しぶりに設営したら、かつて感じていた愛着がぶり返してしまったのですが)

利用するマーケットを決める

売るものが決まったので、売る場所を決めます。

さらっと見ただけでも、ヤフオク、メルカリ、PayPayフリマ、楽天ラクマ、ジモティー、Amazonマーケットプレイスなど色々あるようです。

このうち幾つかのサービスを使ったことはありますが、キャンプ道具を販売するなら何がふさわしいんだろう……とネットをふらふらしていたら、キャンプ用品専門のフリマアプリがあるではありませんか。

ヴィ、ヴィノ、ヴィノバー? VINOVERで両方「V」なのに、最初のVはヴィで、後のVはバーなのなんで??笑 と、読みづらい名前にいささかの不安を感じつつも、Appストアからダウンロードしてイジってみます。

毎月のようにプレゼント企画をやってるぽく、僕がインストールした2023年11月は、「会員登録すればMINIMAL WORKSのV HOUSE M TANが当たる」という大盤振る舞い企画でした。

その他、オリジナルの読み物などコンテンツにも注力されているようですが、ひとまずそこは後で見てみることにして、マーケットをチェックしてみます。

僕が今回エントリーを考えている「テント」カテゴリーを見てみると、出品数はおよそ150ほど。数自体はメルカリ等と比べるとかなり少ない印象ですが、出品されているアイテムは有名メーカーのものが中心。それらが30〜40%ぐらいが売れているように見えます。同じルナーソロLEも過去に3万5000円という値段で出品されていて、既に売れていました。

よし、僕も試してみるか……ということで出品してみます。

ヴィノバーの出品画面スクショ

ヴィノバーの出品画面

フリマアプリは、ユーザー自身がコンテンツをつくるUGC(ユーザー生成コンテンツ)タイプのWEBサービスと言えます。ユーザーに気軽に参加してもらうために、そして作業途中で離脱されないために、出品作業をいかに分かりやすく簡単にするかは重要なポイントです。とはいえ、買う側からすれば十分に商品が説明されていないと利用しづらいわけで、単に登録項目を減らすだけではサービス全体の品質が下がってしまいます。

ヴィノバーの出品作業はとても分かりやすく、簡単でした。上記画像にある項目を、主に選択肢から選んでいくかたちで商品情報を登録していきます。多くの項目をヴィノバー側が用意したリストから選択できるようにする(逆に言えば、選択肢を狭める)ことで検索の精度を高める狙いもあると思いますが、出品者としても楽チンでイイですね。比較のため、メルカリでも同じ製品を出品登録してみたのですが、選択項目が少し異なる程度でほぼ同じ内容、操作感でした。強いて違いを挙げれば、ヴィノバーの方が少しデザインがすっきりしている印象ですね。

というわけで出品完了です。ジャン。

僕のルナーソロLEがヴィノバーに

さて、売れるのでしょうか?

次回、後編は売れたあと(売れるのかな……)の手続きに関する感想や、ヴィノバーというアプリに対する総評的なものを偉そうに語ってみたいと思います。

  • 自分もかつて非常に読みづらい屋号をつけて四苦八苦したことがあるもので笑
  • 本記事に記載されているヴィノバーに関する数字は、2023年11月時点のものです。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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