久しぶりにとある山中でキャンプしてきた
僕個人は2022年秋以来となる「とある山中キャンプ」に、仲間たちと行ってきました。
今月末にはメキシコからの留学生がやってくる予定で、以降おそらくは自分のためだけに週末を使うことが難しくなりそう。というわけで今年最後のグルソロと張り切って出かけてきました。
1年半ぶりの「とある山中」は、以前よりもほんの少し雑然とした印象。
まあ、じゅうぶん綺麗な森ではあるんですが
その理由は、伐採された木々の枝や丸太がかなりの量、残置されていたから。でも言い換えれば、薪が大量にあるということ。以前は持参したチェンソーでせっせと玉切りし、薪割りもしていたんですが、今年は比較的小さな枝も置かれていたので大助かりです。
友人のテントは、車がそばになければそこにあることに気づかないかも…
一方、よく目立つ僕のテント。その奥に見えるのは、友人が乗っているVOLVO240
テント設営が終わったら薪を拾い集めて、まだ午後3時にもならないあたりから焚き火を開始。
下界は気温30度を超えていてかなり暑かったんですが、森の中はひんやりしていて、ややもすると肌寒さを感じるくらい。
なので、焚き火が気持ちイイ
焚き火を囲みつつ、友人が買った70万円のEバイク(マウンテンバイク)の話とか、子どもの教育にかかるお金の話とか、転職した話とか、集合場所となったスーパーで買ったロリーゴ※が調味料の味がキツ過ぎて美味しくないとか、たわいもない話が夜8時頃、雨が降りはじめるまで続きました。
雨足が強まってきたので、各自のテントに引っ込んでそれぞれの時間を過ごすことに。僕はシュラフに潜り込んで即入眠。夜半に風雨が強まり、ハンモック泊していた2名は車への待避を余儀なくされたようですが、僕は空が明るくなってくる4時過ぎくらいまで爆睡しておりました(with耳栓)。
・・・
焚き火を囲みながらの時間に誰かが質問していましたが、いつどこでどのようにして形成されてきたのかよく分からないこのキャンプ仲間。住む地域も仕事も全く異なるオッサンたちが知らないうちに仲良くなって焚き火を囲むようになったわけですが、このつながりを僕はとても大切にしたいと考えています。
僕はふだんひとりで仕事をしていますし、仕事で外部とのつながりは一定程度あるものの、それはやはり仕事のつながり。理由がなければ会うことは滅多にありません。大人になってから新しく生まれた人間関係はこの類のものが多い気がします。
しかし彼らとは、仕事は関係なく(仲間たちから仕事をいただいたり、僕がお願いしたりすることはありますが)、純粋にキャンプを楽しむことができるのです。
焚き火にあたりながら、たわいもない話を楽しみながら、ありがたい縁だなあと感謝できるキャンプなんて、なかなかないと思うのです。
(蛇足)話は逸れますが、先日東京から友人が鳥取に遊びに来てくれました。三徳山投入堂や鳥取砂丘などを案内しました。2011年の帰京後、鳥取に遊びに来てくれた在京時代の友人はおそらく5〜6人くらいだと思うのですが、陸の孤島、僻地鳥取までわざわざ来てくれるのは本当に嬉しく、東京でちゃんと人間関係つくれてたんだなあと、縁を結んで育むことができていたんだなあと感謝の気持ちで満たされるオッサンawでした。
・・・
(追伸) 以前、同じ時期にキャンプした時はヤマビルの襲撃に遭ったのですが、それ以来、ヤマビルを見かけていません。毎回ガッツリ対策していることに気づかれたかしら。
- ロリーゴ(loligo):ヤリイカのラテン語。このキャンプで友人が食したロリーゴは「産地:アメリカ、スペイン、またはその他」とのこと笑