真夏の海キャンしてきた

この週末、6名の仲間たちと、冬の雪中キャンプと並んで年中行事化してきた海キャンプに行ってきました。


水平線に沈む夕陽を眺めながら、ゆったりとキャンプスタート

今年は、花火の打ち上がる地元の祭りに日程を合わせ、海辺でキャンプしながら花火も楽しめるように計画しました。

結果、8月初旬とモロに真夏。こりゃ暑いかなぁと思いきや、海風の心地よい、実にちょうどよいコンディションでした。

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肝心の花火ですが、なんと今年から打ち上げ場所が変わったらしく、キャンプを張った海辺からはほとんど見えず(涙)。

花火を一緒に楽しもうと駆けつけたトム(妻)と娘、それからトムのお母さんや妹夫婦は完全に肩透かしを食らったかたちに……。ただ、こんなこともあろうかと、MYOGキャンパーKさんをはじめ家庭用花火を用意してきてくれた人がいて、意外と賑やかで楽しい時間となりました。

真夏の海を侮るなかれ

夜も更け、長時間風に当たり続けていると、少し肌寒く感じてきます。

そんな時は、やはり焚き火ですね。

お酒を飲むといつもすぐに寝てしまうT、この日も先陣を切って寝たのですが、しばらくすると真っ青な顔をして自分の肩を抱きながら起きてきました。

雪でテントが押しつぶされても起きないほど寝が深いTが途中で起きてくることは非常に稀で、何があったのかと思いきや、「寒い」。

連日続くこの猛暑、コットひとつあればシュラフなど不要、Tシャツに短パンで快適に眠れるだろうと考えたらしく、がしかし、とても眠れるような状態ではなかったとのこと。

結局、仲間が持ってきていたエマージェンシーシートを借りて、ふとん代わりにして寝たT(写真左)。

「めっちゃ快適に眠れた!」そうです。

(ちなみに右側の見慣れない就寝スタイルは、コットの上にハンモック、というユニークなもの。もちろん、MYOGキャンパーK氏です)

真夏とはいえ、夜の海の寒さを侮ってはいけませんね。

自然の中で行うキャンプ、装備の想定と用意は入念に、です。

僕はといえば、いつものルナーソロLEで快適に休みました。

設営は簡単だし、寝るだけなら広さは申し分ないし、小さく収納できて携帯性高いし、ほんとに愛用してます。買って良かった、ルナーソロLE。

ただ、今年はルナーソロLE用として用意していたペグ(ソリステ20)では、砂が緩くて固定されづらく、ちょっとした負荷が一点にかかると簡単に抜けてしまうような状況でした。

もう少し長いペグは不要と判断して持ってきていませんでしたが、これも想定と用意の甘さですね……。

ほかの仲間たちは、ペグがなくても自立するドーム型のテントか、ポップアップ式のメッシュシェルターを使っていましたが、砂地での設営となる海キャンでは、これらが最適解でしょうね。

緩い砂に閉じ込められかけた

さて、緩い砂が引き起こした問題はペグだけにとどまらず。

テントを張った海辺から出ていくために、高低差1メートルほどのなだらかな丘を上がっていく必要があったのですが、タイヤがずぶずぶと埋まってしまって、全然上がれないのです。

今回、海辺まで車を乗り入れていたのは、ランクル2台と僕のジムニーの計3台。

ランクルはなんとか自力で脱出することができましたが(その様子は以下の動画をご覧ください)、僕のジムニーは結局、運転を代わってもらい、後ろから何人かで押してようやく脱出に成功。

本当にこのまま海辺に幽閉されてしまうかと思いました(怖)。

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それにしても、この顔ぶれでのキャンプは本当に楽しい。とても穏やかで平和な空気感だし、のんびりゆったり、それぞれのペースで料理やお酒を楽しみつつもサイトに一体感があって、話も盛り上がる。

次回、彼らとのキャンプは来冬の雪中キャンプになる予定。

今から本当に楽しみで仕方ないです。

aw

Live in Tottori-Pref, JPN. Love Camp, Sandwich, Coffee, Beer and Scotch on the rock. Pursuing Self-Sufficiency Life.

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4件のフィードバック

  1. piropossible より:

    海辺の緩い砂は、4駆でも侮れなんですね….!!!
    リヤエンジン・リヤドライブのワーゲンビートルは雪道でも全然ヘッチャラだった、とかなり昔ですけど聞いたことがあります。
    その理屈でいくと、バックでゆっくり発進して丘を上がっていくって言うアイデアはどうでしょうか? やっぱりダメですかね……..

    • aw より:

      piropossibleさん、コメントありがとうございます!

      帰宅してからYouTubeで砂浜スタック動画をいろいろ見てたんですが、状況によっては四駆でもがっちりスタックしてましたね。締まった砂地ならあまり何も考えずに行けると思うんですが、緩かったり、たっぷり水分含んだりしてると技術が必要そうですね。技術でもカバーできない状況もありそうですが。

      バックで脱出計画、実は話に上がってました。前進でいよいよダメならバックで行くしかないか、そもそもバックでスタックしているところをあまり見たことないから、バックならいけるんじゃないか、みたいな話でした。前進で脱出できてよかったですが(笑)。

      p.s. 先日の豪雨はご無事でしたか? Instaを拝見している限りでは大きな影響がなさそうに思えましたが。。

      • piropossible より:

        ありがとうございます。おかげさまで私の住んでいる地域は、ほとんど被害を受けておりません。ただあの時は、台風のせいでいつもより前線がかなり下がり気味の位置だったので、助かりました。通常の位置に前線があったら流石にあの豪雨だったら影響はあったと思います。

        • aw より:

          piropossibleさん、コメントありがとうございます。
          被災されていなかったとのこと、安心しました。しかし、おっしゃるとおり、何か少し状況が違えば結果が違っていたかも知れませんし、どこに暮らしていても何が起きるかはわかりませんので、備えは必要ですよね。

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