当ブログにお越しくださり、ありがとうございます。筆者のawです(プロフィールはこちらをご覧ください)。
このブログのタイトル「Camp House(キャンプハウス)」を見て、「?」と思われたと思います。
プロフィールにも書いているとおり、僕は現在、鳥取県鳥取市に住んでいます。キャンプが好きで、独身時代には年に30回以上はキャンプをしていました。よく一緒にキャンプする仲間に建築家がいて、「将来、家を建てるなら、屋根にテントが張れるようなのがいい。いわばキャンプハウスですね」みたいな冗談を言っていました。
その後、家を建てることを考えるようになったのですが、「屋根の上にテント」というコンセプトは変わりませんでした(幸運なことに、妻もそれを面白いと感じてくれたようです)。
キャンプは生活を構成する3つの大きな要素、「衣食住」がすべて含まれたアクティビティ。日常生活では妥協しなければいけないことが多くても、キャンプではその気になれば、自分が本当に気に入ったモノたちだけを選び、使用することが可能です。
お気に入りのウェアに身を包み、テントや調理道具を車に積んで、いざ出発。満点の星空の下で焚き火に当たりながら、素朴ながらも美味しい料理とお酒を、気のおけない仲間と楽しむ。眠くなったらテントの中のシュラフに潜り込み、風の音を聞きながら眠りに就く。…… 日常から離れた、輝くような時間です。
極端な話、キャンプ道具で日常生活を送ることも、その気になれば可能です。キャンプ仲間の建築家も「キャンプをしていると、家って何だろうと考えることがある」と話していました。
しかし、空調の効いた部屋、清潔なバスルーム、ふかふかの羽毛布団とベッド、いつでも飲める安全な水、安価な電力など、日常生活で受けている快適さやテクノロジーを否定したり、排除することはもはや不可能です。
「キャンプ」やキャンプにおける「衣食住」をもっと日常生活に取り入れることはできないものか? 家を建てることを考え始めた時、そう考えるようになりました。とはいえ、キャンプのように年に十数日程度しかないものと、日常生活のように毎日あるものとでは、同じ「衣食住」でも条件が違います。
「キャンプ的衣食住」という考え方ができないか? もしできるとすればそれを日常生活に取り込むことで、より幸せな人生を送ることができないだろうか?
これらをテーマに、実地を通して考え、学び、共有できる。そんなこんなをつらつらと、一週間に3〜4回くらいのペースでのんびり書いていけたらなと思っています。どうぞ宜しくお願いします。
鳥取の生活についての記事もお読みください。