久しぶりのキャンプで考えたこと
昨日、今年の4月以来となる、本当に久しぶりのキャンプを楽しんできました。
最低気温が10度を下回る寒さ、しかも平日で、翌朝は雨の予報だったこともあって、鳥取砂丘柳茶屋キャンプ場は、僕ら4人だけの完全貸切状態でした。
半年ぶりのキャンプから帰りながら(と言っても、キャンプ場から自宅まではクルマで10分ほどですが)、「やっぱりキャンプいいなぁ」と思ったことを考えてみました。
キャンプの生情報が入ってくる
およそ半年ぶりのキャンプということもあり、キャンプ仲間のキャンプ道具が刷新され、増えている状況に驚きました。僕の道具はほぼ変わりなしですので、やはり定期的にフィールドワーク(?笑)されている人たちは違うなと。
ある友人のテントはGOLITEシャングリラからテンティピオニキス7にグレードアップされ、さらに椅子や焚き火台周りの道具も新たに導入されていて、洗練度がかなり増していました。
焚き火台周りをスタイリッシュに整理してくれる、CAMP MANIA FIRE HANGER
僕はもともと、ふだんから積極的にキャンプ関連情報を収集するタイプではないので、彼らが実際に使っている道具や彼らとの会話から得られる情報は、僕にとって新鮮で、刺激的なんですよね。
炎を見ているだけで楽しい、SOLO STOVE
もちろんそれは、キャンプ道具だけではなく、キャンプのスタイルにも及びます。
いろんなスタイルが見られて楽しい
昨日のキャンプは僕も含めて4人だったのですが、みんなスタイルも道具もバラバラ。
ある友人は、テントから椅子、料理道具などを収めるボックスまで、計算され尽くされた洗練のスタイル。
別の友人は、道具のほとんどが自作です。一番上の写真に写っている木の枝のようなランプステーは本当に木の枝で、拾った木の枝の皮を剥ぎ、研磨してワックスをかけたもの。その向こうにある木のボックスや、椅子の前の地面に置いてある小さなストーブも彼の自作。しかも、身の回りにあるちょっとしたものを活用して、非常にローコストでつくっています。寝床もタープと木の枝を駆使して、モノポールタイプのシェルターのように張ってその中で眠るという、ユニークなスタイルです。
もう一人の友人は、ハイバックの椅子に座ってゆったりとワインを飲み、足元に置いた焚き火台の火でハードパンやソーセージを焼き、そして就寝は車の中。あ、いや、きちんとテントは持って来ていて、時間に余裕があれば設営するのですが、仕事が忙しくていつもキャンプ場に来る時間が遅くなり、お酒を飲むとテントの設営が面倒になって車で寝るパターンが続いています(笑)。
それぞれのスタイルに、その人の人生観というか哲学(と言っては大げさですが)が映し出されているような気がして、興味深いです。
買った道具が使える
9月に買った「Coleman ケロシンランタン」がようやくキャンプ場デビューしました(それに伴ってスノーピークのパイルドライバーも)。
あと、実は、先日検討したインナー用ダウンジャケットもこの日、フィールドデビューしました(詳細はまた後日)。
やっぱり、アウトドアの道具はアウトドアで使ってナンボだと、そうしみじみ感じましたね
焚き火にあたりながら、たわいもない話で夜を更かす。眠くなったら、テントに入ってシュラフに潜り込む。
やっぱりキャンプは楽しいですね。